ゲオルクの日記

多分三日くらいで潰れる

思うこと…

 所謂インプレゾンビの人たちがAIを使って表層的な共感を示すだけの内容のないリプライをしているのを見ると神経を逆撫でされたような気分になるが、じゃあ普段の会話で自分がそういう表層的な返答をしていないのかと聞かれると自信がない。

 

 こないだヴィレッジヴァンガードに行ったら2025年の福袋がまだ売っていた。もし新年が開けてもまだ売っていたら凄いことだと思う。

 あとトリッカルのコラボグッズ欲しかったけどどこに売ってるのか分からなかった。ヴィレヴァンに不慣れすぎる。

 

新江ノ島水族館ゴジラコラボイベントに行った】

 展示されている生物に絡めて、よく似たゴジラ怪獣を紹介するというコンセプト。『南海の大決闘』とか『決戦!南海の大怪獣』の話題で持ちきりになるのでは……と思っていたが、よく考えるとえのすいにはカメとかイカとかエビとかはいなかった。カニはいるがタカアシガニなので特にガニメの話はしていなかった。

 クラゲのコーナーにドゴラの展示とかあるかなーと思ったけどそれも無かった。そもそもドゴラってクラゲなんでしょうか?

 

ガメラEXPO行った】

 有楽町でやっていたイベント。実はガメラシリーズは平成三部作以外はあまりよく知らず、とりあえず昭和の初期作品を視聴して臨んだものの、結果から言えば平成作品が中心の展示だった。(昭和ガメラのプロップはほとんど現存していないようです)

 平成ガメラといえば札幌にあるサツゲキという映画館で『ガメラ2』のリバイバルをやっていたのを見に行ったことがある。ガメラ2は札幌が舞台で、サツゲキは狸小路にあるので、劇中で破壊された場所は目と鼻の先という豪勢な上映会だった。上映後には樋口真嗣による舞台挨拶もあって、「札幌の地下鉄はゴムタイヤだから走行音が独特」みたいな話がやたらと印象に残っている(特撮の話を印象に残した方がよかったかも)。

 そんな思い出のあるサツゲキも閉館になるそうです。残念です。

 

怪奇大作戦面白かった】

 昔読んだミステリー小説で登場人物が急に「恐怖の町」の替え歌を歌い出すシーンがあった気がする。『月光ゲーム』だった気がする。違うかもしれない。知っている人がいたら教えてください。

 個人的に好きなのは「殺人回路」とか。「AIが経営判断をしてくれる」みたいな発想ってこの時代にここまで具体化してるんだ、という面白さがある。経営者サイドがAIに依存している描写も現実味を感じる。

 印象的なのは「呪いの壺」。終盤で寺が燃えるシーンは本当にびっくりする。多分ミニチュアなんだと思うけど一瞬でそれと分からない迫力がある。

 

【その他最近見た特撮映画とかドラマとか】

・大長編タローマン 万博大爆発

 タローマンの兄弟たちが出てくるシーンで爆笑しそうになった覚えがある。テレビ版はやっぱり短めの作品だったのでガッツリ長めの尺で見られるのも良かった。調べていくと奇獣のデザインだけじゃなくてかなり細かいところまで元ネタがあるらしく、岡本太郎に詳しければもっと楽しめたんだろうなと思う。

・劇場版TOKYO MER 〜走る緊急救命室〜南海ミッション

 噴火シーンがすごい。『日本沈没』とか好きな人は見た方がいい。

 札幌とか福岡とかのMERをメインにして色々とシリーズ続けられそうだな……と思っていたが、どうやら次の映画は東京が舞台になるらしい。まあ千住さんみたいに首都圏が舞台じゃないと出しづらいキャラもいるし、と納得した。迫力のある都市破壊シーンに期待しています。

沈黙の艦隊 北極海大海戦

 大沢たかおって海江田とか王騎将軍のインパクトが強すぎて普段どんな演技してるかだんだん分からなくなってきた。

 あと最近の津田健次郎って異常な数の出演本数がある気がする。

牙狼 TAIGA

 久々の雨宮牙狼だったのでかなりテンションが上がった映画。大河役の人、顔立ちとか雰囲気とかが渡辺裕之に凄く似ていて、そこが凄い。アクションも凄い。

仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ

 ガヴの世界にはどう足掻いてもマッドサイエンティストが必要とされている。

 初日の夜に見ようとしたら満席で、翌日の昼に見に行ったらやっぱりほとんど席が埋まっていてびっくりした記憶がある。ガッチャード以前のVシネクストだとここまでの客入りは記憶にない。もしかしてガヴって大人気なのかもしれない。

 あと食用にめっちゃ高いルース買ってくれる幸果さんって凄いと思った。火野英司とかと同じ人種じゃない?

・火星の女王(ドラマ版)(まだ1話しか見てません)

 小説版読んで面白かったのでドラマ版も楽しみにしていた。小説読んだのが結構前なので記憶があやふやになっていて新鮮な感情で見ている。リリとかカワナベとか、小説読んだ時とは違った印象のキャラもいた。

 映像としては思ったより本格的にVFXを使うシーンが多くて良い意味で驚きました。ど迫力のマディソン火星脱出シーンにも期待しています。

・イクサガミ(Netflix

 原作は未読。清原果耶ってこんなアクションできるんだ、という驚きがあった。カムイコチャは生き残ってほしい。

 最終話の階段落ちシーンとか、もはや見てる方が不安になってくる迫真ぶりで、どこか『ミッション:インポッシブル』に近いものを感じる。

 

【今、最も映像化してほしい小説】

 宮澤伊織の『ときときチャンネル』です。

 

 

 

 

明日またここに来てください。本物のイチゴコーヒー牛乳を飲ませてあげますよ。

*次の作品のネタバレがある→『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』『宇宙戦艦ヤマト』『仮面ライダーセイバー』

 

【日記パート】

こないだ自販機でBOSSの〈コーヒー香る苺と牛乳〉という飲み物を買いました。ですが缶の側面に書いてある成分表を見たところ、コーヒーが含まれていることが分かりました。しかし反対にイチゴの成分は含まれておらず、香料によってイチゴの香りを付けているだけのようでした。じゃあ〈苺香るコーヒーと牛乳〉って名前にすべきなんじゃねえかなあ、と思いました。

味は甘くて美味しかったです。

 

【最近見たものの話とか】

 

ジョジョのアニメ見た

スターダストクルセイダースまで見た。「勝った!第3部・完!」ってやつ、以前は本当にそのセリフで第3部が終わるのかと思っていたので全然違くて驚いた。(中途半端にミームだけ知ってる弊害が如実に現れている)

3部を見ている途中、たまたまTwitterに流れてきた二次創作漫画が目に入った。ちょうどアブドゥルが一時離脱しているタイミングだった。本編後という設定の漫画だったが、アブドゥルも登場していた。それを見て「なるほどアブドゥルは実は生きてて、また承太郎たちのパーティに参加するんだな」と思っていたらその通りの展開になった。まあ昔の有名な作品を見ていると不意にネタバレされるのはよくあることだし別に気にしていなかった。でも最終的にアブドゥルは死んだ。じゃああの二次創作は何だったんだよ。二段構えで刺された気分だった。なんなら花京院もいたし。

あとイギーが死んだのも結構驚いた。普通ああいう状況で生き残るとしたら犬の方だと思う。

 

宇宙戦艦ヤマト見た

前に総集編映画は見ていたのだけれど本編がサブスク解禁されたのでこの機会に見ようと思って見た。Wikiに書いてあったが、『ヤマト』の総集編映画には二種類のバージョンがあり、スターシャ死亡編/生存編と呼ばれている(らしい)。ヤマトのストーリーはざっくり言うと地球から宇宙船に乗ってイスカンダルという遠い星を目指す話なのだが、このイスカンダルに住む宇宙人の最後の生き残りがスターシャである。テレビ版ではスターシャはイスカンダル星で戦艦ヤマトのクルーたちを出迎えコスモクリーナーを渡す。主人公の兄である古代守といい感じになったりもする。本編のクライマックスを彩る要素であることは疑う余地がない。

しかし問題は先述の劇場版で、「スターシャ死亡編」では本編からストーリーが変わり、文字通りヤマトがイスカンダルに到着した時点でスターシャは死んでいることになっている。自分が最初に見た映画はまさにこの死亡編だった。だから守との関係も最初から無いことになっていた。なぜそんな酷いことを……? とにかく総集編しか見ていない人は本編も見た方がよいです。

 

・圕の大魔術師読んでる

圕←これ一文字で図書館って読むらしい。そんな字あるんですね。

異世界が舞台のファンタジー漫画で、被差別民族の少年が、大陸中の書物を集めた図書館の司書を目指すというストーリー。本編のストーリー以外にも、細かい設定の作り込みを追うのが楽しい。おすすめのキャラはアヤ=グンジョー。

作者は泉光というのだが、表紙には原案がクレジットされている。それによると原作は『風のカフナ』という小説であり、原作者はソフィ・シュイムという名前だそうだ。原作があるならそっちも読んでみようと思ってネットで調べてみた。その結果判明したのは、そんな小説は存在しないという事実だった。つまり『風のカフナ』もソフィ・シュイムも架空の存在であり、全ては作者である泉光オリジナルの創作というのが真相らしい。そんなことしていいんだ……

連載中の漫画なので、ソフィ・シュイムの存在が今後ストーリーに絡む仕掛けとして効果を発揮する可能性もある。その辺も含めて展開が気になる作品です。

 

小林さんちのメイドラゴンのアニメ見た

今度映画をやるらしいので良い機会だと思って見た。1期のOP映像はトールがレインボーマリオみたいになってたり、町内の皆さんがTポーズで回転し始めたり、花が咲いたと思ったらファフニールさんだったり、なんか異常な映像が多かったような気がするのだが、2期になったら正常な(一般的な日常アニメっぽい)映像になっていて驚いた。

 

・刀城言耶シリーズ読んでます

長編シリーズを刊行順に読み進めている。最初はいくら何でも分厚すぎるだろ……と思って読み始めるのだが、読み始めると意外と早く読める。とりあえず今は『水魑の如き沈むもの』まで読んだ。毎回めっちゃ人が死ぬので「これ収集つくんですか?」と思いながら読んでいるのだが、気がつくと何とかなっているので凄い。

基本的に探偵役は主人公の刀城言耶しか出てこず、他のキャラが推理をすることはあまりない。解決編ではいくつかの推理が提示されるのが定番なのだが、複数の推理は全て刀城先生の口から発せられる。その結果、ついさっき自分で言った推理を(別に新たな事実が発覚したわけでもないのに)次々否定して新しい推理を披露するというタイプの探偵になっている。何ならシリーズが進むと「喋りながら考えるタイプなので……」みたいに予防線っぽいことを言い始める。小説のキャラだから別にいいけど、実際に事件に巻き込まれた当事者だったら(早く結論を言ってくれよ)みたいに思うのかもしれない。

刀城先生の好きなポイント→聞きにくいことを聞く時に「そのぅー……」みたいな前置きが入るところ

 

仮面ライダーセイバー見た

ちょうどセイバーがやってた頃はニチアサ見られてない時期だったので見ていなかった。たまたま配信しているのを見かけたのでこの機会に見ておこうと思って見た。「聖剣」とか「全知全能の書」とか、やたらかっこいいワードが多いのが特徴の作品。

実のところ、セイバーについては何も知らないわけじゃなく、『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』は見ていたし、『機界戦隊ゼンカイジャー』のコラボ回も視聴済みだった。スーパー戦隊仮面ライダーのコラボといえば『ディケイド』と『シンケンジャー』や『ゴースト』と『ジュウオウジャー』などが思い浮かぶが、その時コラボ回に出演したのはディケイドやディエンド、ゴーストといった主役級のライダーたちだった。しかし『ゼンカイ』のコラボ回に登場した神代玲花/仮面ライダーサーベラや、神代凌牙/仮面ライダーデュランダルといったキャラクターたちは、『セイバー』本編においては中盤から登場するサブキャラクターであり、主役である飛羽真たちは登場しないのである(コラボ映画である『スーパーヒーロー戦記』では、もちろんしっかりとセイバーとゼンカイジャーの共演が描かれるのだが)。

神代兄妹は最初は主人公たちに敵対する勢力として登場するのだが、『ゼンカイジャー』のイメージが強かったので何となくコミカルな一面も持ち合わせたキャラだという思い込みがあった。(実際、当初は冷徹なキャラだったのが、味方になるとコミカルさを獲得するという展開は、ライダーシリーズでは珍しくない)しかし実際に本編を見てみると、別にそこまでおもしれー兄妹として描写されているわけでもなかった。あれはゼンカイトピアだからああなっていただけらしい。特に神代兄妹に関する描写は『ゼンカイ』のコラボ回を見ているのと見ていないのとでは印象がかなり変わってくると思う。というわけで『セイバー』しか見ていない人にも『ゼンカイジャー』おすすめです。

 

スーパー戦隊大投票の話

ゼンカイジャーで思い出したのだけれど、戦隊の中でも特にゼンカイジャーが好きで、この間NHKでやっていた「全スーパー戦隊大投票」でもゼンカイジャーに投票した。作品部門は3作品投票できたので、ダイレンジャーアバレンジャー、ゼンカイジャーにそれぞれ投じた。他にも色々と思い入れのある戦隊はあるが、ベスト3と言われてパッと思い浮かぶのはこの3つになる。

結果の方は、ゴジュウジャーを除けば最新作であるブンブンジャーが上位に食い込むのは順当として、やはりドンブラザーズ以降の戦隊は盤石な人気がある印象だった。実際、Twitterの反応を見ていても、ドンブラ以降は新規層をかなり取り込んでいるような感覚がある。それを抑えてトップに躍り出るゴーカイジャー人気の衰えなさも凄い。

それと、驚いたのは個別ヒーロー部門でシンケンレッドが1位だったこと。作品部門ではシンケンジャーは3位だったのでそれだけキャラクターが評価されているということなんだろう。上位はレッドが中心だったけど、スパイダークモノスやデカマスターが入賞しているのも面白かった。

戦隊シリーズでこういう投票企画はあまり記憶になく、どの作品・キャラクターに人気が集まっているのか意識する機会も無かったので、今回の番組は新鮮で興味深く見た。

 

【今、一番アツいアニメとは】

『日々は過ぎれど飯うまし』です。

 

【ゼンゼロについて】

エレン強化ありがとう。

シーズン1アウトロやりました。それはちょっとギアスの影響受けすぎやね。ライカンのエピソードは解放後すぐくらいにやったので、モッキンバードのエピソードがようやく回収されたのは感慨深くもある。ビビアンも良かった。「パエトーン」の強火オタクというキャラ設定自体が発想の埒外だった。ちなみにビビアンは引けなかったけどヒューゴは引けた。

ビデオ屋が自分でホロウに入るようになったのは作劇上の都合とシーズン2への伏線なんだろうけど、その影響でFairyの出番が減ったのは勿体なく感じる。ブラウン管すごろくパートもオミットされたし、どこかでまた活躍の場を設けてほしいですね。

シーズン2は妄想エンジェルも登場するとの噂なので期待している。

 

以上です。

 

 

 

 

2024年下半期 おすすめのもの

おすすめです

 

【小説とか】

武田綾乃響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のみんなの話』

中田永一『彼女が生きてる世界線!』

・東崎惟子『少女星間漂流記2』

陸秋槎『喪服の似合う少女』

・中村汐里『天満つ星』

増田こうすけ『ギャグ小説日和 転校生』

河野裕『彗星を追うヴァンパイア』

桜庭一樹『名探偵の有害性』

汀こるもの紫式部清少納言の事件簿』

・五十嵐律人『嘘か真言か』

・宮西建礼『銀河風帆走』

西尾維新『怪傑レディ・フラヌール』

・篠谷巧『夏を待つぼくらと、宇宙飛行士の白骨死体』

・宮島未奈『婚活マエストロ』

・逆井卓馬『よって、初恋は証明された。 −デルタとガンマの理学部ノート1–』

・カツセマサヒコ『わたしたちは、海』

・野中春樹『嫉妬探偵の蛇谷さん』

久住四季『神様の次くらいに』

・古泉迦十『崑崙奴』

三浦しをん『ゆびさきに魔法』

・雨井湖音『僕たちの青春はちょっとだけ特別』

・四季大雅『クラスで浮いてる宇良々川さん』

 

【漫画】

武田綾乃/むっしゅ『花は咲く、修羅の如く』

椎名軽穂『突風とビート』

・こかむも『クロシオカレント』

 

【映画】

・キングダム 大将軍の帰還

デッドプール&ウルヴァリン

仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク

・ブルーピリオド

・ラストマイル

・きみの色

・シビル・ウォー アメリカ最後の日

・ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ

進撃の巨人 THE LAST ATTACK

 

【アニメ】

・逃げ上手の若君

・先輩はおとこのこ

・負けヒロインが多すぎる!

君に届け 3RD SEASON

・ダンダダン

 

【ドラマなど】

・西園寺さんは家事をしない

・虎に翼

・地面師たち

仮面ライダーガッチャード

・光る君へ

・嘘解きレトリック

ゴールデンカムイ 北海道刺青囚人争奪編

・海に眠るダイヤモンド

 

【ゲーム】

・メタファー:リファンタジオ

・ゼンレスゾーンゼロ

2024年上半期 よかったもの

よかったのでオススメです。

ちょっと2023年のものが含まれているかもしれない。

 

【映画】

・カラオケ行こ!

・哀れなるものたち

ゴールデンカムイ

傷物語 -こよみヴァンプ-

仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲイン

・夜明けのすべて

・劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦

アメリカン・フィクション

・アーガイル

仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング

オッペンハイマー

名探偵コナン 100万ドルの五稜星

ゴジラ×コング 新たなる帝国

コードギアス 奪還のロゼ

・劇場版ウマ娘プリティダービー 新時代の扉

・アトラス

・マッドマックス:フュリオサ

・違国日記

 

【小説・漫画】

・案山子の村の殺人

シャーロック・ホームズの凱旋

・ファミレス行こ。(上)

・成瀬は信じた道をいく

・探偵に推理をさせないでください。最悪の場合、世界が滅びる可能性がございますので。

根室くんは顔がいい!

・カグラバチ

・ぼっち・ざ・ろっく!外伝 廣井きくりの深酒日記

・黄土館の殺人

・両京十五日 Ⅰ凶兆/Ⅱ天命

・幽世の薬剤師6

・帝国妖人伝

雛森寧子のミステリな日々 コンビ作家の誕生

・ここはすべての夜明けまえ

・少女星間漂流記

・珍獣のお医者さん

VR浮遊館の謎 探偵AIのリアル・ディープ・ラーニング

・ぼくらは回収しない

・やすらぎハムエッグ(『小説新潮』5月号所収)

・冬期限定ボンボンショコラ事件

・俺たちの箱根駅伝

・小説 葬送のフリーレン 前奏

・感傷ファンタスマゴリィ

・セント・アグネスの純心 花姉妹の事件簿

・ふつうの軽音部

・あいにくあんたのためじゃない

・六月のぶりぶりぎっちょう

 

【ドラマ・アニメ】

・星屑テレパス

・侵入者たちの晩餐

ポケモンコンシェルジュ

ウルトラマンブレーザー

・忍びの家

・王様戦隊キングオージャー

・ハズビン・ホテルへようこそ

十角館の殺人

・葬送のフリーレン

・姫様”拷問”の時間です

・俺だけレベルアップな件

・アンデッド・アンラック

ダンジョン飯

アンチヒーロー

花咲舞が黙ってない(3期)

響け!ユーフォニアム3

近況報告

注:この文章には『響け!ユーフォニアム』シリーズ、『呪術廻戦』、『賭ケグルイ』のネタバレがあったりなかったりします。

 

 よー、そこの若えの 俺の近況を聞いてくれ

 

 

響け!ユーフォニアム 見ました

 

 最近『響け!ユーフォニアム』のアニメを見ました。最近って言っても別に最近でもないし全然去年の話なんですけど。面白かったので原作小説も読みました。アニメだと2年生編が結構駆け足だったんだなぁという印象を受けました。加部先輩と小日向さんのエピソードとか、アニメだとまるまるカットされてしまったのは勿体ない気がします。『リズと青い鳥』で描かれた希美とみぞれのストーリーも、小説で読むとまた違った印象がありました。

 3年生編では久美子が部長になって、より主体的に物語に関わっていく点が面白いと思います。最終楽章からは久美子の物語上の立ち位置が明確に変化しているように見えます。それまでは視点人物として、ある種傍観者的に物語に関わっていた久美子が、今度は主観的に、自分自身の意思を明確に持って吹奏楽部を纏めていく。

 久美子は流されやすいタイプだ、ということが、『ユーフォ』の作中では繰り返し強調されてきました。それと同時に、人に頼られやすく、困っている人間を放っておけないタイプでもある。もちろんそれは視点人物としての物語上の要請でもあります。

 しかし部長になった久美子は、もはや「流されやすい」などという人間ではありません。本質が変わっているかどうかはともかくとして、少なくとも主体性のある人間として振る舞おうとしている。振る舞わねばならない。その状況が久美子のキャラクター性を変えていくのです。

 久美子は部長として、部員を束ね、全国大会金賞を目指すことになります。その使命のため、久美子は無私に徹し、人間関係の調整に苦心し続けます。部員の人心を掌握するためなら時として打算的に接することも厭わない。2年生までの久美子だったら、およそ考えられなかった言行です。部長としての立場と、一人のユーフォニアム奏者としての立場の間で板挟みになり、ついには無二の友人だった麗奈と衝突さえしてしまう。なし崩し的に部長という権力の椅子に座ったことによって久美子の立場は彼女の意思とは無関係に流転していくのです。

 つまり『鎌倉殿の13人』の北条義時と同じ状況です。麗奈は三浦義村みたいなもんです。ちょっと違うかも。

 ちなみに筆者が好きなキャラは川島緑輝です。メインキャラの中では一歩引いた位置にいると見せかけて、求くんとの絡みが発生することによって一気に当事者として物語に巻き込まれていく部分がある。そういう部分が面白いと思います。あと単純に楽器上手いキャラに憧れるというのもあります。

 ところで武田綾乃といえば新潮文庫nexの『君と漕ぐ』シリーズが好きなのでこっちもアニメ化しねえかなあと常々思っています。カヌーの動きってアニメ映えすると思うんですよね。なんならNHKで一回アニメ化されてる(「アニ×パラ」というパラリンピックをフィーチャーしたEテレ5分枠アニメにキャラが使用されたことがある)ので本格的なアニメ化に向けた導線はあると思います。まだ読んでない人は要チェックだぜ。5巻完結なので読みやすいです。

 

 

・呪術廻戦 読んでます

 

 単行本派なのでとりあえず25巻まで読みました。最新刊も面白かったです。やっぱり五条が出てくると盛り上がるので良いなと思いました。ただこれアニメ化する時どうするんでしょうね。渋谷事変で漏瑚対宿儺とか宿儺対摩虎羅とか散々派手にやっちゃったから、どうしても五条対宿儺はそれを超えなきゃいけないハードルみたいなのが出てきてしまう感じがする。でも視覚的にアレを超える派手さの映像って難しいような気もする。その辺も含めて楽しみです。

 せっかくなので未アニメ化部分の話をするんですが、死滅回游は乙骨が出てくるので良いです。映画の『0』が相当良かったのと、個人的に目つきの悪いキャラが好きなのが相まって、乙骨が出てくると否が応にも盛り上がってしまう部分があります。

 新キャラだと秤先輩が好きです。領域展開が面白いので。

 あと釘崎って本当に復活しないんですか???

 

賭ケグルイ観ました

 

 アニメを観ました。面白かったです。生徒会長の声が良かった。

 ギャンブルの中だと2枚インディアンポーカーが一番好きでした。夢子たちが完全に負けたと視聴者にも思わせた状況からの逆転劇が気持ち良いので。イカサマトリックも単純かつロジカルで面白かったです。

 キャラも色々出てきて良かったんですがやっぱり主人公の鈴井くんは魅力があって良かったと思います。夢子たちに比べれば当然ギャンブルは弱いんですが、弱いなりに必死に頭を回してギャンブルに食らいついていく姿が健気で良い。1期最終話とかカッコよかったよね。

 筆者は世代的にギャンブル漫画といえば『ライアーゲーム』が最推しなのですが、ライアーゲームの主人公のカンザキナオちゃんもあまりギャンブルが強いキャラではありません。むしろ馬鹿正直で騙されやすい。けれど戦いの中で成長していって、終盤では「やるときはやる」系のキャラクターに変貌していきます。鈴井くんもそういう部分があるから魅力的に感じるのかもしれません(ギャンブルに対するマインドとか向き合い方は全然違う気もしますけど)。

 

・ぬるめた読んでます

 

 城下町のダンデライオン(筆者が一番好きなきらら漫画)がFUZに移籍してからきらら本誌を買う習慣もなくなり、それに伴って単行本もあまり買わない生活が続いていました。ぼっち・ざ・ろっくは買ったけどな。アンソロコミックも買ったけどな。

 でも『ぬるめた』はニコニコ静画でも連載していたのでたまに読んでいました。それで先日ふと単行本を揃えようと思い立ったのですが、1巻がなかなか売っていない。どこにも売ってない。BOOKOFFにもない。2巻と3巻は手に入るのに。結局通販で取り寄せて事なきを得ました。

 最近のきららレーベルでアニメ化されている作品の潮流といえば先述の『ぼっち・ざ・ろっく!』とか『星屑テレパス』とかストーリー性の強い作品が人気なのかなと思います。ぬるめたはむしろその真逆で、単発日常回の連続によって構成されており、女子高生の他愛のないやり取りをひたすら続ける作風です。『ゆゆ式』に近いような、古き良き時代の日常系漫画の香りを感じます。そういうノスタルジー(?)を我々(誰?)は追い求めているのかもしれません。

 あと主人公はアンドロイドという設定なのでアンドロイドフェチの皆さんにもおすすめです。

 

 

 

FGO 再開

 

 筆者が最も熱心にFGOをやっていたのは高校の頃で、あの頃はちょうど第一部が完結し、ネットでも大いに盛り上がっている頃でした。筆者もFGOをきっかけに型月にハマり、両儀式の影響を受け、ボルヴィックの水やハーゲンダッツのストロベリーを食べまくる生活を送っていました。なんなら今もハーゲンダッツのストロベリーは食べてます。

 第二部が始まってからもしばらくはストーリーを追っていたのですが、ちょっと飽きて放置したりして、その間にメインストーリーも読んでいない分が溜まってしまって、そうなると余計に手を出すのが億劫になって、たまに起動して石をもらってガチャを回すアプリと化していました。その無欲さが良かったのか、言峰神父を10連で引いたりしていました。

 しかし先日ようやく重い腰を上げてストーリーを再開したのです。キャラ性能がインフレしてたら嫌だなあとか思っていましたが、今のところ主力であるアーチャーギルガメッシュ(レベル100、宝具5、スキルマ、フォウマ)で戦えています。なんかしばらく見ないうちに知らん強化項目が増えてたけど。

 というわけで今はアヴァロン・ル・フェを進めています。なんかTwitterでみんなオベロンの話してたからオベロンの存在だけは知ってたんですよね。あとアルトリアがかわいいね。

 問題は前章との間が開きすぎて筆者の方から記憶が完全に抜け落ちていることです。あと平安京も飛ばしてるんですよね。キャスターリンボってどうなったんですか? あとカドックって今どうなってるんだっけ?

 

 近況報告はこんなところです。

 ちなみに筆者が今いちばん楽しみなのは『成瀬は天下を取りにいく』の続編が刊行されることです。

 みなさんが楽しみなことも教えてね。

 

2023年下半期 良かったもの

〈映画〉

・リバー、流れないでよ

・マスターオブスキル For the GLORY

君たちはどう生きるか

・ヴァチカンのエクソシスト

ミッション:インポッシブル/デッド・レコニング PART ONE

・王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン

爆竜戦隊アバレンジャー 20th 許されざるアバレ

・赤と白とロイヤルブルー

・アリスとテレスのまぼろし工場

・ミステリと言う勿れ

・キリエのうた

・ザ・クリエイター/創造者

シン・ゴジラ:オルソ

ゴジラ −1.0
・屋根裏のラジャー

仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー⭐︎ガッチャ大作戦

 

〈小説・漫画〉

・シャーロック+アカデミー

・ノウイットオール あなただけが知っている

・アンデッドガール・マーダーファルス

アリアドネの声

・可燃物

・夏の約束、水の聲

・ウェルテルタウンでやすらかに

・鏡の国

・午後のチャイムが鳴るまでは

・誰が勇者を殺したか

・不死探偵・冷堂紅葉

・幽世の薬剤師

・厳冬之棺

・涜神館殺人事件

・ときときチャンネル 宇宙飲んでみた

・スイリ先生、はしたないっ!

・地雷グリコ

・新装版 少年名探偵 虹北恭助の冒険

ソードアートオンライン オルタナティブ ミステリ・ラビリンス 迷宮館の殺人

 

〈ドラマ・アニメ〉

・季節のない街

仮面ライダーギーツ

・ワンピース(Netflix実写版)

・GAMERA -Rebirth-

火の鳥 エデンの宙

・トリリオンゲーム

・VIVANT

ハヤブサ消防団

・SYNDUALITY Noir

・ノッキンオン・ロックドドア

PLUTO

幽☆遊☆白書Netflix実写版)

・アンデッド・アンラック

アイドルマスター ミリオンライブ!

・16bitセンセーション ANOTHER LAYER

・鴨野橋ロンの禁断推理

・星屑テレパス

・デッドマウント・デスプレイ

・呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変

 

〈ゲーム〉

・超探偵事件簿 レインコード

Fate/Samurai Remnant

スーパーマリオブラザーズ ワンダー

自分を曲げないということ

 これは僕が先日本屋の児童書コーナーを物色していた時のことです。

 ちなみに成人男性が一人で児童書コーナーをうろついていると怪しく見えるので、「親戚の子にプレゼントする本を探しています」という顔をするのがコツです。

 同じメソッドはヨドバシのソフビコーナーとかでも使えます。試してみてくださいね。

 

 それはそれとして、一人で児童書コーナーを眺めていたところ、一冊の本を見つけました。

『数は無限の名探偵』という表題のアンソロジー本でした。昨年末に創刊された〈ナゾノベル〉なるシリーズの第一弾らしいです。

 

 

 アンソロジーなので各話は短いです。主人公は大抵小学生か中学生で、身の回りで起こった事件を数学に絡めて解決するというのが大まかなストーリーです。

 探偵ものなので、それぞれの話に探偵役が出てきます。大抵は主人公の同級生とか、同年代の子供で、数字に強い子供が探偵役を担うパターンが多いです。

 しかし1編だけ毛色の違う話があります。井上真偽「引きこもり姉ちゃんのアルゴリズム推理」です。タイトルから分かる通り引きこもりの姉が探偵役です。作中の描写によれば高校生くらいの年齢となっています。部屋はゴミ屋敷になっており、滅多に風呂に入らず、対人スキルに難を抱える、という設定です。風呂に入っていないから臭い、という描写が繰り返し出てきます。極め付けは、ビデオ通話で話す時には専用のアバターを使う(Vtuber的な)という設定まであります。

 こんなことしていいのか???

 最近の児童書ってこうなのか???

 僕が子供の頃読んでた児童書ってこんな風呂に入ってない引きこもりの姉キャラとか出てこなかった気がするんですよね。ていうか今だって無いだろ。だって他の話にこんなキャラ出てこないもん。これを読んだキッズの性的嗜好が狂ったら井上真偽と朝日出版は責任を取れるのか?

 多分対象年齢的に小学校の中〜高学年くらいで読む本だと思うんですけど。この時期に形成された性癖っていまだに*1精神の基礎みたいなところに染み付いてるからね。(それとも僕だけでしょうか。皆さんはいかがですか?)

 

 しかし僕はこれを読んで大切なことを学びました。それは「自分を曲げない」ことです。

 井上真偽のデビュー作『恋と禁忌の述語論理』では、ヒロインは主人公の叔母でした。

 叔母!?

 そんなことある?

 いや確かに最近のスパイダーマンの映画だとメイおばさんもだいぶ若くなってたけどさ。

 叔母だぜ???

 しかしながら、そこが重要なのです。

 いかに子供に向けて書いた本だからと言って、自分を曲げる必要はない。むしろこの「引きこもり姉ちゃんのアルゴリズム推理」からは、これを読んだ小学生の精神を自分の性癖で染め上げてやろうという邪悪な魂胆さえ垣間見えます。そしてテキストの裏に隠されているのは「姉いいよね……」「年上の女性いいよね……」というメッセージなのです。それはデビュー作から一貫しているとも言えます。

 初志貫徹。言うは易し、でしょう。だが、果たして純真無垢な子供を目の前にしたとき、本当に「自分」を貫くことは出来るのか。

 この短編は、そんなことを問いかけてきているようにも思えました。

 

 ところでここまで読んだ人は大体察しているかもしれませんが僕は一人っ子です。

 今から姉できねえかな。

 できれば26〜9歳くらいがいいな。

 何とかなりませんか?

 ならねえか。

 全員くたばれ。

 じゃあな。 

*1:筆者は現在23歳です。